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吉祥天を彫る

2011年8月 1日 (月)

吉祥天 仕上げ(4) 修正

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Kisyou110801f01_28月になりました。蝉の鳴き声も聞こえてきます。

やはり気になって、お顔を修正することにしました。

写真ではよく分からないかもしれませんが、よく研いだ1.5分の小刀で眼を修正、一瞬息が止まります。

あらゆる角度から何度も見直しながらの作業です。

吉祥天立像   ・材料: 木曾桧

          ・身丈: 9寸

          ・総丈: 1.16尺

2011年7月30日 (土)

吉祥天 仕上げ(3) 完成

Kisyou110728zf01x  新潟県、福島県では集中豪雨で被害が多発し、大勢の方が避難場所で眠れぬ夜を過ごされたようです。

 地震、津波、集中豪雨、大自然の営みを目の当たりにして人間の無力さを痛感させられます。

 人間の想定を超える自然の営みは永遠に続き、地球温暖化が更なる災害を誘発しているようにも思えます。いくら科学技術が進んでも災害を完全に止めることは不可能でしょう。どこかで自然と寄り添って生きて行くしか道はありません。

 24日、アナログテレビ放送が終了しました。20年余にわたり放送設備の設計製造にかかわった者として一抹の寂しさを感じています。

 吉祥天は、お顔の表情を整えて女神らしくなりました(?)。よく見つめていると、もう少し手を加えたい思いにもなりますが、これから先は少しの失敗も取り返しがつかなくなることから勇気がいります。これが今の力の限界でしょうか。

2011年7月24日 (日)

吉祥天 仕上げ(2)

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昨日は大暑だったとか。夕方から家内に誘われて「神楽坂祭り」を見物に行きました。

狭い神楽坂の商店街を、地元はもとより近郊からもたくさんのグループが素晴らしい阿波踊りを練り踊りました。

流石、花柳界の街、踊りもお囃子も本格的で、左右の歩道は見物客があふれ街全体が祭り一色。先頭を行く提灯には「頑張れ日本」の文字が眼につきました。

6時の子供のグループから始まって3時間、外国人客も多く見られました。いつまでも続いて欲しい祭りですね。それにしても、阿波踊りの愛好者が東京周辺にたくさんいるのも驚きでした。

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損・・・・・」

偶然にも、昨日今日は、故郷、伊予宇和島の海の神様、和霊大社の夏祭り、暫く行ってはいませんが昔の記憶を思い起こしています。

 前置きが長くなりましたが、吉祥天の制作も終盤になり、台座と光背を作り最後の仕上げにかかりました。

女神は、何度彫っても女性のしなやかさの表現が難しいです。

大きな画像は、ホームページ「居間工房」をご覧ください。

2011年7月19日 (火)

吉祥天 仕上げ(1)

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なでしこジャパン、世界一 。日本中に勇気を与え、世界中に日本人の素晴らしさを伝えてくれました。試合終了までテレビに釘付けでした。

肩幅を狭めて胸部、腹部を強調して仕上げを進めています。

写真では分かりづらいですが、少し女性らしくなったでしょうか。

宝冠の飾りも付けて本体の形が整いました。これから表面を細かく滑らかに削って最終の仕上げ作業を進めます。

2011年7月12日 (火)

吉祥天 小造り(2)

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東北地方も梅雨明けして、日本列島が真夏の高気圧に覆われました。

滲み出る汗を拭きながら小造りの作業を進めていますが、刃物を握っているときは不思議と暑さを感じません。

複雑な宝冠も何とか格好がつき、お顔も整えて眼を彫り込んでみました。もう少し身体の線を出したいのですが、少しずつ修正しながら仕上げて行きたいと思います。

明日は、高校の同級生4人で久しぶりにゴルフに行ってきます。この暑さに耐えられるか心配ですが・・・・・・・・・。

2011年7月 7日 (木)

吉祥天 小造り(1)

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7月7日、小暑、七夕。曇り空のため暑さも一休み。

246を二子玉川へ向けて走りましたが車が少ない感じです。電力規制で振替休日の企業が多いせいでしょうか?

宝冠の下絵をできるだけ忠実に描いて彫り込みましたが、細かくなりすぎるため少しデフォルメしました。また、先端が破損する恐れがあるので、今の段階では厚めに留めます。

複雑な瓔珞を彫り込みながら自然な胸の線を出すのも難しいです。これからが時間がかかります。

牽牛星、織女星は会えたかな?

2011年7月 2日 (土)

吉祥天 粗彫り(2)

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先日、NHKの”クローズアップ現代 ”で、米コロンビア大学名誉教授 ドナルド・キーン氏のインタビューを拝見しました。89歳で日本に帰化される。日本が大好きで永住されるとのこと。長年、日本文学を研究されてこられた上でのご決断には重みが感じられます。

日本が、日本人が大好きという外国の方はたくさんいらっしゃるのに、肝心の日本人が日本人の誇りを失いつつあるのを感じるのは悲しいことです。

粗彫りを進め、宝珠を持った右手を作りました。外套衣の衣文も面白いです。瓔珞は複雑なので下書きをして少しデフォルメして彫りました。お顔も少しハッキリさせました。

小造りの作業を進めます。

2011年6月29日 (水)

吉祥天 粗彫り(1)

Kisyou110625fr01 Kisyou110625fr02 Kisyou110629fr02 猛暑の一日、都心でも35℃を超えたとか。部屋の窓を全開にして作業をしています。時折心地よい風が吹くものの汗が滲んできます。

 粗彫りを進めてやっと形ができてきました。外套衣(がいとうえ)や長袂衣(ちょうけつえ)の衣装を彫るのは初めてなのでイメージを掴むのに時間がかかります。

そろそろ、瓔珞(ようらく=胸飾り)や宝冠も意識して形を整えていきます。右腕も早目に作って全貌を掴みたいと思います。

2011年6月25日 (土)

吉祥天 デッサン、木取り

Kisyou110622f00Kisyou110622fr02Kisyou110624fr01a_2 夏至を過ぎたとたんに真夏日が続きましたが、今日は暑さも少し和らぎました。

 9月に予定されている仏像教室作品展に向けて、新しい仏さまにチャレンジしたいと考えを巡らせていましたが、吉祥天を彫ることにしました。

吉祥天は、人々に財産や豊な恵みをもたらす福徳の女神とされ、毘沙門天の妻とされています。浄瑠璃寺の美しい吉祥天像が有名ですが形が複雑で難しいため宝冠などの一部分を参考にすることにしました。弁財天に続いて今回も女神像になりました。

材料は、木曾桧、本体の大きさは約280mm高です。

木取りの段階では、デッサンは大まかで良いのですが、私の場合、出来上がりのイメージを掴むためできるだけ細かく描くことにしています。

大まかなところを鋸で落として、8分のノミで削って形を作っていきます。材料の関係で宝珠を持つ左手は別材で作ります。

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