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今日は、彼岸の中日。
”暑さ寒さも彼岸まで”の言葉通り、長袖が丁度良いくらい涼しい朝になりました。
今年は、曼殊沙華の花が見当たりません。残暑が続いたため遅れているのでしょうか?
広目天像は、鋸で木取りをして、鑿(ノミ)打ちを
しました。
久しぶりの木槌でノミを打つ感触。なんとなく
心地良いです。
躍動的な身体の線、難しくて神経を使いますが
楽しみです。
9月も半ば近くなりましたが、昼間の残暑は衰える気配がありませんね。
以前から四天王像を彫ってみたいと思っていました。
仏様がおられる須弥壇(山)の東方を守る持国天、南方を守る増長天、西方を守る
広目天、北方を守る多聞天。
日本列島も東西南北の防衛を疎かにできない昨今ですね。
四天王像は各地の名刹に多数ありますが、特に東大寺戒壇堂の四天王は有名です。
資料を集めてみましたが側面、背面の情報を見つけることができませんでした。
そこで、2009年の「阿修羅展」の資料に詳しい写真が載っている興福寺中金堂の
四天王像を彫ることにしました。鎌倉時代、運慶の父の康慶作だそうです。
正面図を模写してみました。
背面の写真もあり、側面は片側しかありませんが、何とかデッサンしてチャレンジ
してみたいと思います。
手持ちの桧の原木を使って彫りますが、4体揃ってどのくらいの大きさで木取りができるかが
気になるところです。
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